2009年01月11日

アイスランドの芝生住宅@Turf House in Iceland

Turf-House アイスランドのヴァナキュラーハウス 芝生住宅
Turf House in Iceland Link1 Link2
金融立国ということもあって世界金融危機でいち早くデフォルトしたアイスランド。経済も冷え込んでいますが、気候の方も文字通り「アイス」なアイスランドの伝統的家屋「芝生住宅」
ヴァナキュラー建築において、その土地の気候や手に入る材料はその構成に大きな影響を与える訳ですが、このアイスランドの伝統的なヴァナキュラー建築もそれを反映して特徴のある家屋となっているようです。
10世紀前後に建てられた「芝生住宅」の最も特徴的に見えるのが やはり“芝” で覆われた屋根。別に外敵から発見されないようにカモフラージュしているわけではなく、家屋を構成している土を安定させるため。この土で断熱し、厳しい冬を乗り越える。
家屋の骨組みには当時多く生えていた白樺(現在はほとんどなくなってしまった)が用いられており、また土の下にも白樺の皮を使って防水を行っている。この白樺は屋内の湿度調整にも一役買っているが機能は低く 屋内の湿度は高いようです。 湿度調整と腐食防止のため、この件は後の進化により、芝壁の間に木製の通気口を設けて改善されている。
切り立った屋根で屋内は結構広く感じられるが窓は小さく屋内は暗い。でも冬になると極夜になってしまうから 部屋の中が温かい方がいいんでしょうね。
ヴァナキュラー建築のような伝統的な家屋というものはその土地の風土に照らし合わせて進化した完成度の高い住宅であり、かつ石油エネルギーなどの近代的な力を利用せず、自然に則した形であるがため、これからの住宅設計において より省エネルギーな住宅を設計していく上で大きなヒントを与えてくれるかもしれませんね。 そういったハイブリッドな住宅というのも重要なキーワードになっていくような気がします。
Via:LikeCool


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