産業革命を契機とする人口爆発は近い将来深刻な問題を私達に与える事でしょう。 何故ならば、人が住む場所は広がっていくけれど、地球の陸地の広さは変わっていないから。。いずれ土地が不足することでしょう。 じゃ、水平方向がダメなら 空に向かって広がっていこう。
マレーシアの建築家Sarah Mohd. Sallehさんが考えた ひとつのアイデア。

TROPICOOL @ KL
熱帯雨林の姿から閃いた、きのこが笠を広げたような形のアーコロジー(アルコロジー)。
笠の上部には透明なソーラーパネルが敷き詰められ、持続可能な都市に必要な電力、バイオマスエネルギーの生成に必要なエネルギーとして活用されることでしょう。
そして都市の維持継続のための重要なファクターとして 水が挙げられます。水の供給量がそのまま都市の規模を決定するといっても過言ではありません。 都市の継続に必要な水もまた、上部に設置された“笠”が受け皿となって 雨水を集め、飲料または非飲料水として活用されることを想定しています。

背後に見えるのはクアラルンプールにあるペトロナスツインタワーですかね?
都市の規模は具体的には語られていなかったのですが、一般的に考えられているアーコロジーの規模よりは小さいみたいですけど、コンセプトはまさにアーコロジーといっていいと思います。建物の中でほぼ生活が完結しているため、人の移動はペデストリアン(歩行者)という手段という最小限の移動に抑えられる。

通勤に費やす時間を家族と一緒に過ごす時間に振り替えることができていいですね。
そして それぞれのコロニーでは庭園が設けられ、自給のための食物の生産が行われるそうです。
赤道直下のスコールが降るような環境であれば、短い時間に大量に降る雨水の流出を抑え、有効に活用でき、その土地にあったヴァナキュラーなアーコロジーであると思います。
しかしながら実現のためにはまだクリアしなければならない関連技術が多くあることでしょう。
また、効率的ではあるけれど、人の往来も少なく同じ場所を行ったり来たりする毎日に まるで牢獄にいるようだと飽き飽きしてしまう人もきっと出てくるでしょうね。 そんな歪みが生まれると思われますが、アイデアは素敵だと思います。
Via:Ecofriend
ヴァナキュラー