2009年05月07日

★クラックを自動修復する曲がるコンクリート@Bendable Concrete Heals Itself

建築建材として今もコンクリートの需要は大きいですが、その硬くて頑丈なコンクリートの性能がゆえ、割れやすく重いというデメリットも併在しています。 
Bendable Concrete Heals Itself クラックを自動修復する柔軟性のある曲がるコンクリート
Bendable Concrete Heals Itself-- Just Add Water
柔軟性を持った曲がるコンクリートは地震の多い日本で研究が進んでいるのは知られていますが、ミシガン大学の研究チームはその日本の研究を基にクラックが入っても自動で修復してしまうコンクリートを開発したそうです。
基本的な構造は曲がるコンクリートと同様で鉄筋の代わりにコンクリート内に特殊な繊維を入れることにより、コンクリートに強度と柔軟性を持たせているようです。 伸縮性にも富んでいて、例えば高架橋に設けられるジョイント部分。 ここを新しいコンクリートで連結させることにより、継ぎ目のない快適な走行ができる高架橋を造ることが可能になります。
実際にこれは首都高速3・4号線で体験することができるそうです。
で今回はクラックの自動修復ということなのですが、クラックが生じた部分に雨水や空気中に含まれる二酸化炭素と反応して作られた炭酸カルシウムでクラックを塞いでしまうというもの。炭酸カルシウムは貝の貝殻の主成分でもあり、強度は強く、自動修復後も強度は落ちないそうです。
度重なる車両の通行によるストレスや地震などによる振動により、コンクリートに発生するクラックは発生して当たり前のものと思われていましたが、このコンクリートの登場により、コンクリート自体が地震エネルギーを吸収する耐震建材となり、クラックが発生しづらく、またクラックを自動修復することができるため、その用途は新たな広がりを見せることでしょう。

現在のところ、従来のコンクリートと比べ、価格は3倍ほどするそうですが、保守費用など長期的にみれば、むしろ低コストとなるのではと考えられています。
Via:DVICE


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