ご無沙汰していましたが、俺生きてます。
なんて台詞が今最もよく似合う「ドバイ」ですが、これまで話題をさらっていたのはいかにも見た目が派手な俗物的な威容を誇るバブリーな建築群でしたが、今回計画している都市計画は“エコトピア”

Food City
ドバイにあるフリーゾーン(法律・税制で優遇された外資投資の促進を目的とした特別区)に人と自然が共生する地球環境に優しい「エコトピア」を建設するという基本計画をGCLAが提案し、
今年2月にドバイ商工会議所が認可したそうです。

Food Cityに描かれる未来は、持続可能な自足的都市に変えるためにドバイの気候をうまく利用して太陽熱発電を行うタワーを中心に立体的な風景となっており、建物の屋根に人工土壌で豊かな緑を配し、都市景観と建物内の温度調整にかかる負荷を軽減。タワーには薄いフィルムの太陽電池で覆い、屋内型の垂直農場を作り、水上での養殖も盛り込んでいます。

他にも歩行者ゾーンには足で踏むと発電する圧電式発電パッドを敷き、風力発電も導入といった感じで代替エネルギーてんこもりって感じなんですけど、複合的に活用していくのでしょう。
空調や水資源の確保も重要ですので電気は結構消費することを想定しているのかもしれませんね。水資源に関しては淡水化プラントでの精製から霧が多い事でも有名なドバイならではの大気中の水分から水を得る網で水を得たり、下水のリサイクル、水耕栽培での水の損失を極力抑えた工夫などが盛り込まれていて、水の確保が難しいドバイならではの水保護システムが提案されています。
持続可能な都市“エコトピア”として まさにユートピアですが、代替エネルギーの開発も近年目覚しいものがあり、ドバイの立地からすると技術的にも実現が可能の段階にあるのかもしれません。

中東と聞くと石油成金みたいなイメージが付きまといますが、ドバイ自身は石油を大量に産出するわけではなく貿易都市として発展した経緯があり、将来を見据えて石油依存型経済から脱却し、貿易から金融・観光へシフトを図っており、産業育成に積極的でしたが、持続可能な代替エネルギー技術の向上により、今回のような自給自足が可能な都市を構築するという試みも可能になりつつあると思います。 単に派手な呼び物だけではない自足的な都市基盤としてのインフラストラクチャーの整備というアプローチはいいことだと思います。
Via:Inhabitat
ドバイ