2009年06月10日

★廃線になった鉄道高架跡地が公園となってリサイクル・オープン@New York’s High Line Park in the Sky Opens Today!

ニューヨークにある鉄道路線が廃線となってから20年、精肉加工地区を通る鉄道路線が1980年に貨物線としての役割を終えてから放置され、植物が生い茂る状態になっていましたが、ブルームバーグ ニューヨーク市長は「ニューヨークにとって歴史的価値のあるこの建造物を取り壊すのではなく、公園として再利用することで、市民の憩いの場を提供できるようにしたい」として、公園として今日6月9日にオープンすることとなりました。
ニューヨーク ハイラインパーク
The High Line
日本でも鉄道の廃線跡地というものはたくさんあって、徐々に朽ちて自然に埋没している様もいいものですが、再利用となると跡形も無く痕跡が取り除かれ、住宅地になったり、道路になったりするケースが多く地図上でおぼろげながらにその軌跡を追うことはできても現地に行ってみるとそこがかつて鉄道路線であったことなど、全くわからなくなるようなことが多いのですが、公園のようなオープンスペースになるケースはあまりないように記憶しています。
今回の公園化は単にオープンスペースとして公園にする事に加え、鉄道というかつて都市の運営になくてはならない都市の礎となった施設を残そうという趣旨が盛り込まれているため、公園内には所々にレールやガードレールが残され、「かつてそこが鉄道だったんだよ」ということがわかるように作られています。
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都市は今 この時点の刹那のみに存在しているのではなくて、都市には歴史があり、都市の産業史を語る上で鉄道の役割は大きい。
しかしながら、産業にとっての鉄道の役割も時代とともにモータリゼーションの波に追いやられていってしまい、今回の鉄道も1930年代に建設されてから50年、ニューヨークに貢献してきたと思われますが、20年という長きに渡って、次の役割が決まらない状態が続いていました。
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長きに渡って施設が放置されていくと、街の景観を損ね、治安の悪化を招くことになり目障りな存在になっていたと思われますが、そこへ歴史的な価値を見出し、このような形で未来へ残されるというのは大変喜ばしいことだと思います。
廃線としての放置っぷりの写真や公園に生まれ変わった写真などは公式サイトにてもっと観る事ができます。
日本でも完全にスクラップ&ビルドではなく このような半生タイプな感じで残るようなケースがもっと増えてくれると嬉しいと思います。
Via:Inhabitat

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