2009年07月14日

★雨の降らない土地で水を確保、霧から水を採取する@Fog Harvester

ドイツ人の環境保護活動家のKai TiedemannさんとAnne Lummerichさんはペルーにある小さな村の水問題について巧妙な解決策を思いつきました。
fog-harvester 霧から水を採取
ペルーの首都リマの南方に位置する小さな村Bellavista村。 雨量が少なく慢性的な水不足に悩まされていましたが、幸いなことに海から山脈を駆け上がる湿った空気がもたらす豊富な霧がありました。
写真にある黒いネット。このネットは海からやってくる湿った風に対して垂直に交わる形で立てられています。湿った風はネットにぶつかり、ネットを湿らせる。
やがて、ネットに捕らえられた湿気は雫となり、ネットを滴り落ちて水を運ぶ溝に落ちます。

この水採取方法はチリなどではいくつか設置例があり、いずれもその土地の地形・環境とうまく共生したヴァナキュラーな設備といえるのではないでしょうか。

ではどれくらいの採取能力があるのか 動画がありましたので貼っておきます。
Seminario INEH: Video Atrapanieblas en Sector Pen~aBlanca

結構な量の水を確保できるようですね。 しかも原資は霧なので貯水設備の衛生管理をしておけば、原則として浄水設備も要らないと言えるでしょう。
以前紹介した霧から水を採取するちょっと非現実的なタワーも同じ原理で水を採取しています。
今回のは導入コストも低そうですし、もっと普及して同じような問題を抱えている人たちの生活がより豊かになることを望みます。

Via:Fog Harvester - Neatorama
<http://www.neatorama.com/2009/07/12/fog-harvester/>



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