
BaleHaus
バース大学の研究員が取り組んでいる二酸化炭素排出量を抑える方法。
作っているのは家の壁、中に詰め込んでいるのは藁。
空気の層をふんだんに含んだ藁は断熱効果が高いことはよく知られていますが、現在の建築材としては あまり目にする機会が少なくなってしまった材料であるともいえます。
それには安定した供給ができ低コストで高品質な建材にとって替われたためとも思われます。

しかしそれは国力が高い水準で安定している国で資本財や中間財が安価に手に入る国だからこそ言える事であって、そうでない国に住む人々にとってはそのような建材は高価なものであり、手に入れるのが困難なものでもあります。
藁は植物です。
植物はその成長過程において、二酸化炭素を吸収することができます。
そして吸収された二酸化炭素は植物を構成するベースとなって植物の中に蓄えられます。
農業の生産活動の中で排出される藁のような植物性の廃棄物を建材の一部として活用することにより、廃棄すれば再び大気中に放出されてしまう二酸化炭素を家の中に貯蔵することで二酸化炭素排出量をネガティブにしてしまおうというのが今回の試み。

断熱効果も高く暖房するために焚かれる薪などの消費も抑えることができるでしょう。 そして農業の営みの中から得られる材料であるので低コストで手に入れることができ、建築の世界で語られるヴァナキュラーとは若干意味合いを異にするかもしれませんが、その風土で手に入れられる(経済的に無理のない)まさにヴァナキュラーな建材といえるのではないでしょうか。
製品としてではなく農業生産も含めたシステムとして機能させると地産地消って感じで効果的だと思います。
表面を土壁とかにすると結構快適な居住空間が生まれそうですね。
Eco Homes: University Researchers Put Their Bets On Straw For Futuristic Homes - Ecofriend
<http://www.ecofriend.org/entry/eco-homes-university-researchers-put-their-bets-on-straw-for-futuristic-homes>
ヴァナキュラー