あめじゃむ

あめじゃむtopに戻る
いろんな意味で豊かなライフスタイルを演出する情報マガジン

ビル

★100,000ガロンの巨大な水槽を屋上に設けて制振するサンフランシスコの超高層ビル@Liquid Tuned Mass Damper

サンフランシスコにOne Rincon Hill Condominium Residencesというツインタワーの住居用ビルが建設されています。
WS000083.JPG
ツインタワーの南棟は60階建ての超高層ビルになっているのですが、そんなに高いビルになると気になるのが風による揺れ。そして地震。
サンフランシスコも日本と同様に地震の大変多い場所なので地震に対するギミックも施されています。ただちょっとこのビルの地震に対するギミックは変わっているそうです。
制震技術のひとつなのですが制震というと 振り子を使った制震技術が頭に浮かびます。
Taipei 101 Damper movement on 12 May 08

こちらは台湾の台北にある660トンの制震ダンパー。揺れと反対の方向へ振り子が動くことによって揺れを打ち消すという制震装置なのですが、今回ご紹介するのは
水を使った制震装置LTMD
屋上に巨大な水槽を設けてビルの動きに対してそこにとどまろうとする水の動きで揺れを制する制震装置LTMD(Liquid Tuned Mass Damper)
KRON4 - One Rincon Hill Earthquake

風による揺れはもちろん、大きな地震に対してもそのエネルギーを打ち消してくれるそうです。
似たようなのに三菱重工の流体式制振装置TLMD(Tuned Liquid Mass Damper)というのがあるんですが どう違うんですかね? こちらは中の水槽を細かく分割してるんですね。
ただいずれも水の特性を生かした素晴らしい技術ですね。
三菱重工 TLMDイメージ
おまけにその溜めている水を使って消火システムを組み入れてみたり機能を増やすこともできるようです。
季節柄ではありますが、ヒートアイランド現象などが深刻化している今だと あと追加して欲しい機能として

“打ち水機能”

があるとうれしいです。日没になるとビル全体を水で濡らしてビル表面に蓄熱した熱を冷却し、せめて夜だけでも涼しい夜を過ごしたいものです。
スプレーすると周辺に影響を与えるというのであれば 内側に管を通して 水が浸透する外壁モルタルに水を通して気化熱を利用して冷却するっていうのもいいかもしれません。
そんなビルがたくさん建ったら 涼しい夏の夜が帰ってくるかもしれません。
Via:DIVICE


★鹿島建設:環境に優しい「だるま落とし」のようにビルを解体する鹿島カットアンドダウン工法@ムービー

東京赤坂に 傍目には日に日に沈んでいくように見えるビルがあるという。
そのビルとは パラオにあるネットでは有名な新KBブリッジ (Koror-Babeldaob Bridge)を架けた事でも知られる鹿島建設の旧本社ビル。
鹿島建設 カットアンドダウン工法 だるま落とし
鹿島建設による世界初採用の「カットアンドダウン工法(KC&D工法)」による解体工事。 ビルの下から「だるま落とし」のようにビルを解体するため、解体に際する作業は地上階のみとなり、建物の上から解体していく従来工法に比べ、騒音や粉塵の飛散を抑制し、資源の分別・リサイクル作業の効率化向上高所作業削減による安全性の向上につながる工法です。

実際に作業しているムービーがありましたので 貼っておきます。
Daruma-otoshi skyscraper demolition

ひとつの階の解体作業が完了すると まさに「だるま落とし」のようにビル全体が下がってくるんですね! これはすごい!
だるま落とし 解体 鹿島建設
この工法のキモはビル全体をジャッキを使って下げていくという点。鹿島建設とジャッキといえば、関西国際空港のターミナルビルのジャッキアップが記憶に新しい。
世界初の海上人工島の空港でしかも、一刻も早い完成が望まれていたため、埋め立てをした後、地盤が安定しないうちに空港施設の施工をしなければならなかった事情もあり、地盤沈下が進行する中で施設を建てなければならなかったため、地盤沈下に合わせて(埋め立て時期にズレがあるため部分ごとに地盤沈下の程度が違う)ターミナルビルのジャッキアップによる調整を行っている。
どこかでこの技術なども応用されているのだと思われますが、ビル全体をジャッキでおろすというのは容易でない高い技術。
解体するビルの内部に設置されるコアウォールにより、地震や風により生じる建物の水平方向の応力を荷重伝達フレームによりコアウォールに伝達する仕組みなどを新たに開発。地震などにも対応するシステムを構築している。
現在は20階建て程度のビルが適用対象ですが、将来的にはもっとコスト低減し、工法に改良を加えていくという。
日本初の超高層ビル 霞ヶ関ビルも手がけている鹿島建設。 建てるだけでなく超高層ビル解体においても リーディングカンパニーとして今後の活躍に期待したいところです。
鹿島建設


最新記事
Categories
QRコード
QRコード
TagCloud
Blog内検索
Archives
livedoor プロフィール
Powered by クリップ
てす
  • livedoor Readerに登録
  • RSS
  • livedoor Blog(ブログ)