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いろんな意味で豊かなライフスタイルを演出する情報マガジン

★砂漠に水をもたらす 霧から水を取り出すタワー@Coastal Fog Tower

南アフリカのナミブ砂漠に生息するサカダチゴミムシダマシは面白い方法で水を飲む。 ナミブ砂漠ではときどき朝に濃い霧が発生するのだが、そのとき、サカダチゴミムシダマシは砂漠の尾根に陣取り、体長2センチほどの小さな体をお尻を突き出すように逆立ちし、漂う朝霧から水をキャッチする。溜まった水は自らの重みと体に刻まれた溝をリードとして口まで流れていき、サカダチゴミムシダマシは霧から水を得ることができる。
霧から水をキャッチするタワー
Coastal Fog Tower |Alberto Fern疣dez - Susana Ortega
南米チリの広がるアタカマ砂漠はアンデス山脈と海岸沿いの挟まれた盆地状になっているため、40年間も雨が降らなかった地域があるくらいで、地上で最も乾燥した地域と言われていて、この土地で農業はほぼ不可能と言われていましたが、このCoastal Fog Tower により不可能が可能になるかもしれません。
これまでも斜面に網を建てて網によって霧をキャッチして集約させるシステムが考案・実用化されていますが、それを大規模にしたのが今回のタワー。
らせん状の構造を持つこのタワーは高さが400メートルもあるそうで、ちょっと構造的に実用化は難しそうですが、もし実現したら 相当な水を取り出すことに成功するでしょうから、恐らくその周囲には豊かな農地が広がることでしょう。
霧をキャッチして水を取り出す
その土地の特性をよく活用したグリーンエコでヴァナキュラーな建築デザインですね。ビジュアルにこだわらなければ、これに近いものは作れそうな気がします。
Via:Inhabitat

★100,000ガロンの巨大な水槽を屋上に設けて制振するサンフランシスコの超高層ビル@Liquid Tuned Mass Damper

サンフランシスコにOne Rincon Hill Condominium Residencesというツインタワーの住居用ビルが建設されています。
WS000083.JPG
ツインタワーの南棟は60階建ての超高層ビルになっているのですが、そんなに高いビルになると気になるのが風による揺れ。そして地震。
サンフランシスコも日本と同様に地震の大変多い場所なので地震に対するギミックも施されています。ただちょっとこのビルの地震に対するギミックは変わっているそうです。
制震技術のひとつなのですが制震というと 振り子を使った制震技術が頭に浮かびます。
Taipei 101 Damper movement on 12 May 08

こちらは台湾の台北にある660トンの制震ダンパー。揺れと反対の方向へ振り子が動くことによって揺れを打ち消すという制震装置なのですが、今回ご紹介するのは
水を使った制震装置LTMD
屋上に巨大な水槽を設けてビルの動きに対してそこにとどまろうとする水の動きで揺れを制する制震装置LTMD(Liquid Tuned Mass Damper)
KRON4 - One Rincon Hill Earthquake

風による揺れはもちろん、大きな地震に対してもそのエネルギーを打ち消してくれるそうです。
似たようなのに三菱重工の流体式制振装置TLMD(Tuned Liquid Mass Damper)というのがあるんですが どう違うんですかね? こちらは中の水槽を細かく分割してるんですね。
ただいずれも水の特性を生かした素晴らしい技術ですね。
三菱重工 TLMDイメージ
おまけにその溜めている水を使って消火システムを組み入れてみたり機能を増やすこともできるようです。
季節柄ではありますが、ヒートアイランド現象などが深刻化している今だと あと追加して欲しい機能として

“打ち水機能”

があるとうれしいです。日没になるとビル全体を水で濡らしてビル表面に蓄熱した熱を冷却し、せめて夜だけでも涼しい夜を過ごしたいものです。
スプレーすると周辺に影響を与えるというのであれば 内側に管を通して 水が浸透する外壁モルタルに水を通して気化熱を利用して冷却するっていうのもいいかもしれません。
そんなビルがたくさん建ったら 涼しい夏の夜が帰ってくるかもしれません。
Via:DIVICE


★水パワーで駆動するデジタル時計@Water-powered clock

水を注ぐと駆動するデジタル時計なんだそうです。
Bedol Eco Water Powered Clock Charcoal super low res.jpg
Water-powered clock
「水で!?」とにわかに信じがたいものだと原文を読んでいくと はっきりと断言はされていないのですが、水だけで駆動しているわけではなく 控えめに木炭 少量の塩を使っているなどの記述があるのでどうやら塩水電池とか木炭電池と呼ばれているもので駆動しているようですね。いわゆる水電池ってやつです。
でも デザインは結構素敵なので ちょっと欲しいです。
気になるお値段は Bedol online storeで16ドル
Via:GoodCleanTech


★どんぶりに浮かぶ赤い玉、それは新しい水時計@water clock

ko10.jpg
どんぶり勘定ってわけではないんでしょうけど、どんぶりにぷかりと浮かぶ赤い玉、どんぶりの中を一周します。 
ko11.jpg
water clock
ネオジウム磁石を用いた赤い玉は箱の中のシステムと同期して時間を表す
Via:Interior design room

★コップ一杯の水で従来よりも水の使用量を98%削減した画期的な洗濯機が来年登場するそうです

水をほとんど使わない、これまでの洗濯の概念を根底から覆すような洗濯機が早くて来年2009年にイギリスで登場するようです。
professor-burkinshaws-magical-washing-machine_o3GEe_2263.jpg
Virtally waterless washing machine

イギリスのリーズ大学、  Stephen Burkinshaw教授による研究チームがスピンアウトして立ち上げられた会社 Xeros社が開発したわずかコップ一杯の水で洗濯をしてしまうというクリーニングシステム。 汚れを落とすキープロダクトは “プラスチック” 
0.5センチほどの微細なプラスチック・チップに汚れを吸着させるような仕組みで汚れを落とす。 口紅やこぼしたコーヒーなどの染み汚れにも対応するということで(コップ一杯の水はここで使うのかな? プラスチックを湿らすとか)  水をほとんど使わないことから 洗濯物の乾きがこれまでよりも格段に速く 一人暮らしの人や主婦の方への洗濯に対する負担を大幅に軽減してくれそうです。

また、洗浄に使用される溶媒に発ガン性が指摘されているドライクリーニングにとって代わる技術になるかもしれませんね。
この技術が開発された背景には 近年イギリスで顕著に伸びている洗濯に使用される水の消費量。1990年当時から およそ3~4倍に達しているんだとか。

そんな背景はともかく 部屋干しも要らなければ、乾燥機も必要なくなると思われるこの新技術。エネルギー消費量も節約できるし、洗濯にかかる労働、環境への負担も軽減されそうですね。

気がかりなのは 洗い終わった後の プラスチック・チップ。
説明では洗濯ドラムの下部に設置されたボックスに排出されるそうなのですが その後の事が書かれていないんですよね。。使い捨てなのでしょうか? もちろん 現在では生分解するプラスチックも開発されていますし、プラスチックを使い捨てることが即ち、地球に対して大きな負担をかけるとは言いがたいのですが、そのあたりは どうなっているんでしょう?

価格などはまだ未定ですが、予想ではこれまでの洗濯機とたいして変わらない価格設定になるそうで まだ日本に入ってくるかはわかりませんが 注目ですね!

Via:ecofriends  | University of Leeds


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